屋根修理はDIYできるのか
屋根が軽いひび割れや穴が開いている程度で屋根修理の業者を呼ぶのはお金がかかるし面倒、と困っている方もいるのではないでしょうか。
軽度の損傷であれば、DIYで屋根修理ができる場合があります。
予約がいっぱいで業者がすぐに来てくれないなど、どうしようもない時は一時的に応急処置をしましょう。
防水テープを使った修理
屋根に小さな穴が開いている程度なら、ホームセンターで買える防水テープを使えば塞ぐことができます。
防水テープを使う際は、テープを張る部分の汚れと水分をしっかり拭き取らないとテープが剥がれてしまうことがあるので気を付けましょう。
また防水テープは長く持つものではないので、一時的な補修ということも忘れてはいけません。
コーチング剤を使ったひび割れ修理
屋根がひび割れている場合はコーチング剤で修理ができます。
修理する部分を、まずは高圧洗浄機で洗浄します。
そしてマスキングテープで周りを養生し、古いコーキングを拭き取った後、溝の汚れも拭き取ります。
その後、コーチングを均等に流し込んでマスキングテープを剥がせば終了です。
コーチングする箇所を間違えると雨漏りしてしまう可能性もあるので気を付けましょう。
割れた瓦の交換
割れた瓦を取り除き寸法を調整した新しい瓦を差し込めば瓦の交換ができます。
ただ、事前に正しい寸法に調節した瓦を用意する必要があるので注意が必要です。
屋根塗装
塗料とローラー、刷毛を用意すれば屋根の塗装も可能です。
養生作業をして高圧洗浄機で洗浄後、下地補修をしてください。
その後は下塗りをしたうえで中塗り上塗りをすれば塗装が完了します。
DIYで屋根修理をする上の注意点
DIYで屋根修理を行うことは可能ですが、危険なことではあるので以下のような注意が必要です。
安全に作業するための道具を身につける
屋根はカビが生えていることもあり、大変滑りやすくなっています。
そのため作業をする際は転落しないように安全ロープ、滑りにくい靴、ヘルメットを必ず着用しましょう。
2人で作業する
作業をする際に落ちないようにすることはもちろん大事ですが、万が一転落してしまった時に1人では助けを呼べません。
修理するときは必ず2人で作業することを心がけましょう。
まとめ
どうしても修理の費用を抑えたいという方はDIYで修理することが可能ですが、かなり危険なうえに技術面も素人なので手間がかかります。
結果的にプロの方に頼むほうが費用も時間もかからないこともあるので、作業する前に一度考えましょう。
