屋根修理の見積もり書でチェックが必要なポイントについて

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打ち合わせ

 

新築の時は外壁も屋根もピカピカで、日光が当たった時の輝きはとても魅力的に映ります。
しかし、どんなにきれいな建物も紫外線と風雨に長期間晒されると徐々に劣化し、修理・リフォームを余儀なくされることになります。
特に屋根は修理をせずに放置していると建物自体の破損や劣化に繋がるため、不具合があったときは早急に専門の業者に依頼する必要があります。
屋根の修理を依頼するときには事前に施工業者に見積もりをしてもらいますが、その際にはチェックしておく、いくつかのポイントが存在します。

屋根の修理で見積もりは必要?

屋根の修理が必要となったときは修理業者に依頼をしますが、口頭で話を進めるのではなく、しっかりと見積もりを取らなければなりません。
見積書など必要ないのではと考える人も稀にいますが、屋根の修理は比較的高額で時間も要するので、内容を知っておかないと後でトラブルになることも珍しくありません。
できれば一社ではなく、複数の業者で相見積もりを取り、金額や内容を比較してから依頼する方が良いでしょう。

事前調査から見積書提出までの期間をチェック

屋根の修理の見積もりをする際には屋根の点検を行い、修理箇所や必要な工事・材料費などを正確に上げる必要があります。
部分的な修理でも見積書を出すまでに2日前後が必要と考えられますが、当日や翌日すぐになど短時間で提出されるような業者は要注意です。
逆に1週間以上経っても提出が無かったり、こちらから促さないと提出してこない業者も避ける方が良いでしょう。

見積書の施工内容をしっかりチェック

修理の際の見積書は、業者が優良かそうでないかを判断するのに欠かせないツールです。
優良な業者を選ぶためにはいくつかポイントがあります。
見積書の内容が正確で明瞭になっているかは、大事なチェックポイントの一つです。
工事範囲・工事単価、使用する塗料や工事内容など、屋根の修理にはいくつもの材料や工程があります。
見積書に詳細が記載されず、工事一式○○円などの不明瞭な見積書を出す業者は避けた方が良いでしょう。

施工とは関係ない費用が複数計上されているような見積もりを出す業者も要注意です。
諸経費とか諸費用とか、何の費用か全くわからない項目がいくつもあるのに、説明しない場合は必要な費用に紛れて費用を上乗せしている可能性があります。
また見積書提示の際に施工内容についての説明が曖昧だったり、おおざっぱな業者もおすすめできません。
他にも、調査・診断費用無料、半額キャンペーンなど極端に割安なプランを進めてくるのは悪徳業者の得意な手口ですので、値段の安さに惹かれて安易に契約しないように注意しましょう。

まとめ

屋根の修理は定期的に必要になる工事です。
高額な費用が必要になることも多いので、簡単に施工業者を決めず、複数の業者から見積もりを取って、適正な価格・工事を行う業者に依頼するよう努めましょう。

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