屋根修理のお問い合わせから工事完了まで

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屋根の工事

 

日本は自然豊かな国ですが、気候の変化の激しさが私たちの身体はもちろん様々な場所にダメージをもたらします。
私たちを風雨から守っている住宅の屋根も自然の脅威に晒されており、定期的に修理・リフォームをしなくてはなりません。
屋根の修理・リフォームをするためには、専門の施工業者への依頼が必要になります
その一連の流れを事前に知ることは修理の際に有効です。

屋根修理の依頼から見積もりまでの流れ

屋根の修理を専門業者に依頼する第一歩は、電話、メールなどで問い合わせをすることからです。
最初の連絡はメールでも良いですが、電話の方がより伝わりやすいでしょう。
この際は、できるだけ現状の屋根の症状や問題点を伝えることが重要です。
最初の相談が終わったら、次は施工業者による屋根の点検・調査になります。
屋根診断士の資格を持つ方などの調査は立ち合いが必要なので、スケジュールをしっかりと決めておきましょう。
その後、状態にもよりますが雨漏りの発生個所を特定する山水試験を行います。
屋根の点検・調査が終了すると、必要な工事内容が記載された見積書が施工業者から提出されます。
点検結果についての説明もこの時に行われます。

施工契約から工事着工までの流れ

点検・調査結果の説明、見積書の受け取りをしたら、その内容で修理を依頼するかの判断をしなければなりません。
内容に納得して正式依頼をすると業者から契約書が渡されます。
内容をしっかり読んで問題なければ、捺印またはサインで契約が完了します。
契約後、最初に行われるのが工事用の足場の設置です。
形状や作業場所によって設置する足場の面積や形には違いがあります。
足場の設置が完了したら、工事に正式に着手することが可能になります。
工事期間や期日について再度確認しておくと良いでしょう。

工事完了から引き渡しまでの流れ

契約完了時に工事期間や時間について説明を受けていると思いますが、屋根の修理工事は天候の影響を受けやすく、暴風雨などの悪天候が続くと工期が延長することもあります。
屋根修理工事が完了すると施工業者からの引き渡しになりますが、その前にいくつかの工程が残っています。
工事が完了しても、修理箇所に問題がないかを再度点検する必要があります。

屋根の強度、雨漏りの有無を点検・確認、問題がないと判断できれば、足場の解体・撤去が行われて工事は完了します。
工事完了後に施工業者より保証書が渡されます。
保証書は、材料メーカーの品質保証書と業者の施工保証書の2種類があります。
受け取る際に内容についてしっかりチェックしておきましょう。
これで一連の流れは終了ですが、施工後の定期メンテナンスについても業者と相談しておくとより安心できます。

まとめ

屋根の修理・リフォームは1日単位ですぐに終わるものではなく、事前準備も含めると多くの工程を経て完了します。
施工内容をしっかりと理解して、納得のいく工事となるように進めましょう。

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